嫉妬する仕組みに気付くと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「嫉妬する仕組みに気付くと疲れにくくなる」です。

 人は、他人に「嫉妬」することがあります。

「嫉妬」は、「自分に必要だと思う資源」を奪うための行動力を高める手段の一つです。

人は、他人から資源を譲ってもらう手段として「嫉妬」が有効だと考えたとき、「嫉妬」を選択します。

「嫉妬」よりも効率の良い「理を説いて譲ってもらう」を知れば、そちらを使います。


 「嫉妬」の感情を向けられた他人は、「持っている資源」を奪われる哀れな生贄と化します。

つまり、「嫉妬」された他人は、「嫉妬」されたことに恐怖し、譲歩することがあります。

これは「嫉妬」で増幅された行動力で、攻撃されるのを避ける目的で、

「持っている資源」を「嫉妬」した側に譲渡することになる場合がある、ということです。


 「資源を譲渡する」とき「嫉妬された側」は、「嫉妬した側」に対し、「資源を奪われた」ことと

感じ、憎悪を抱きますので、「嫉妬された/する」両者は、お互い、仲間になりづらくなります。

仲間が居なければ、様々なことをひとりでやる必要がでてくるため、仲間が居る時に比べ疲れます。


人は、「嫉妬」する仕組みに気付くことで、

 ・嫉妬することで奪える資源の質と量

 ・嫉妬することによる「仲間」の喪失

を天秤にかけて「嫉妬」することが利益になるかどうかを判断できるようになります。

そして、ほんとうに「嫉妬」が必要か自問自答できるようになり、その結果、疲れにくくなります。


従って「嫉妬する仕組みに気付くと疲れにくくなる」となります。


次回(12/20)は、「人はそこに在るだけで価値があることに気付くと疲れにくくなる」です。


以上