高すぎる目標は下げても良いことに気付くと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「高すぎる目標は下げても良いことに気付くと疲れにくくなる」です。

 人は目的達成のために行動するとき、目標を立てることがあります。

 その目標は、単位期間ごとの進捗目安(マイルストーン)であったり、達成しなくてはならない

小目的としての数値目標(ノルマ)だったりします。

 いずれにせよ、その目標を漸次に達成していくことで最終的な目的に向け前進していきます。

ですが、期間当たり、または能力的に達成するのが困難な『高すぎる』目標を立て、そのままにしておく

と、達成しようが無くなり、その結果、前進ではなく、後退したかのような錯覚に陥り、必要以上の

ストレスを感じるようになり、疲れやすくなります。


 その状況を避けるためには、現状を受け容れて(※)、目標の高さを調整することです。


   (※) 現状を永遠に良しとするのではなく、能力向上を別途計画する必要があります


 そうすれば、達成できる可能性が高くなるため、後退したかのような錯覚に陥ることは少なくなり、

達成感(あるいは成功体験)を適宜積み上げられ、必要なだけのストレスを感じながら、目的達成に向け

前進できるため、疲れにくくなります。


従って「高すぎる目標は下げても良いことに気付くと疲れにくくなる」です。

 

次回(3/11)は、「『努力は目的達成を担保しない』と考えられると疲れにくくなる」です。

 

以上