目標は明確な数字で表すと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

目標は明確な数字で表すと疲れにくくなる」です。

 人は何かの計画を複数人で為すとき、目的や目標を関係者全員で共有する必要があります。

 このとき、目標を数値以外の言葉(『経費削減に踏み込みたい』『世に出回る競合品に比べ割安にしたい』など)で定義すると、関係者の中で、数値の認識がずれ、結果として共有できなくなることがあります。

 これは言葉に対する認知が人それぞれの経験によって異なるためです。

 特に会社では部署が異なると数値の感覚も異なるため、言葉で目標を立てることは危険と言えます。


 そこで、誰から見ても誤解”できない”ように目標を数字(※)、そしてその数字の単位を明確に表す

ことが必要になります。


  (※) 比率で表すならば母数、比較対象があるならその数値も必要になります。


 誰からも誤解できなければ、真に同一の目標を共有できます。

 同一の目標を共有できれば、それに向かって関係者全員の力の方向を合わせられるため、一人一人の

負担が少なくなり、疲れにくくなります。


従って「目標は明確な数字で表すと疲れにくくなる」となります。

 

次回(4/18)は、「データを元にした主張は主観的であることに気付くと疲れにくくなる」です。

 

以上