自分の影響の輪を受容できると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「自分の影響の輪を受容できると疲れにくくなる」です。

「影響の輪」の定義:「ある人間が、直接的・間接的に影響を及ぼすことが可能なもの」

 

大前提:人はストレスを感じると、対抗、ないし復元するために気力体力を消費し、

    その結果、疲れる。

小前提1:人は、自分の思い通りにならないとストレスを感じることがある

小前提2:人は、『自分の影響の輪に含まれる他人は自分の思い通りになるべき』と

     考えることがある(実際は影響を及ぼすだけで思い通りになるわけでは無い)

小前提3:人は、自分の影響の輪の大きさ、およびその強制力を、実際より大きく、強く

     捉えていることが多い

 

小前提3から、自分の影響の輪を、実測よりも大きく感じている人は、

影響の輪に含まれていない他人(以下、影響外の人々)を、

影響の輪に含まれていると捉えることがあります。

かつ、小前提2から、その影響外の人々も、自分の思い通りになるべきだと考えることが

あります。

ですが、影響外の人々は、その字のとおり、影響の輪の外に在るため、思い通りにならず、

影響を受けることすらありません。

そうなると、小前提1からストレスを感じ、

大前提から、ストレスにより疲れることになります。

 

以上から「自分の影響の輪(の大きさと強制力の強さ)を(実測どおりに認識し)受容することで

疲れにくくなる」となります。

 

次回(8/13)は、「自分の人生の意味を自分で与えると疲れにくくなる」です。

 

○影響の輪の「今の大きさ」の受容について

影響の輪の「今の大きさ」を、実測のとおりに認識し、

受容することは、大変重要だと考えます。

なぜならば、「受容」とは将来の限界を定める作業ではなく、

今後、成長していくための基準(GND)を定める作業だと、私は考えるからです。

 

以上