適切な一般化を行うと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「適切な一般化を行うと疲れにくくなる」です。

大前提:人は、思い通りに物事が進まない場合、ストレスを感じ、その結果、疲れる。

小前提1:人は、自分が得た知識・経験を、他人のそれより重視する。

小前提2:人は、限定された状況で得た知識・経験を、後の人生で生かすため、

     状況を整理し、一般化し、保持する。

小前提3:人は、知識・経験を一般化する際、より広範な状況に対処できるよう、

     過度な一般化を行う傾向がある。


小前提1、2、3から、人は、自分が一般化した知識・経験を重視するため、

その一般化が行き過ぎであっても、押し通す傾向がある、となります。

しかし、いち個人が、自身の知識・経験をもとに、行き過ぎた一般化を行った知識は、

他人の知識・経験を基にし一般化された知識と、必ずしも一致するとは限らないため、

他人の一般化された知識と、衝突を起こすことがあります。

「他人と衝突を起こす」イコール「思い通りに物事が進まなく」なるため、

大前提から、疲れる、となります。

ここで、行き過ぎず、複数の他人の視点も容れた「適切な」一般化を行うことにより、

他人の知識と衝突することが少なくなります。


従って、「適切な一般化を行うと疲れにくくなる」となります。


次回(9/1)は、「褒めるより感謝すると疲れにくくなる」です。


○「行き過ぎた一般化」の例


   1) のっぴきならない状況に追い込まれた人間が取る一般化


      交際している女性Aに、こっぴどく振られた男性Bが

      「女性はみんな悪魔みたいなものだ」という一般化を行ったと仮定します。

      そして、男性Bが、その一般化した知識に従い、

      全く別な女性Cと交際している友人Dに対し、

      「お前の付き合っている彼女Cも本性は悪魔に違いない!すぐに別れろ!」と「忠告」した、

      という例を考えます。

      まず、女性Aが「女性」全体を象徴することはありえません。

      この時点で、行き過ぎた一般化であり、他人の知識と衝突する可能性は否めません。

      ですが、追い込まれた人間は、自己防衛のため、行き過ぎた一般化を行うことで、

      再度同じ状況に陥ることを回避しようとするのです。

      そして「親切心」で他人にもその一般化された知識を伝え、「忠告」します。

      ご承知のとおり女性AとCは別人ですので、的外れな「忠告」です。

      しかし、行き過ぎた一般化を行った上で、自分の知識を他人の知識より重要視する

      男性Bは、友人Dに「そんなことは無い」と言われたとしても、自分の信じる知識を

      押し付けるでしょう。

      その結果、男性Bと友人Dには衝突が生じ、男性Bの思い通りにはならず、友人Dは

      男性Bとの付き合いを控えるようになるでしょう。

      そう、男性Bは、行き過ぎた一般化を行ってしまったが故に、

      女性と付き合えなくなり、友人との付き合いも無くしてしまったのです。



   2) 自分を相手より上に置きたいという欲求を満たす目的での一般化


      以下3点を満たす状況を仮定します。

       ・医学的に明らかに誤りである「アレルギーは甘え」という知識を一般化して

        保持している姑Aが居る。

       ・姑Aは、「嫁Bを自分より下の地位に置く」という目的を持っている。

       ・嫁Bは、偶然にも強めのアレルギー持ちの人である。

      この状況に於いて「アレルギーは甘え」という誤った知識は、

      姑Aが、嫁Bを罪悪感なく攻撃(アレルギー性の食物を供する)する土台になりえます。

      攻撃がばれなければ、姑Aは嫁Bが苦しむところを見て胸をスーッとさせ、

      攻撃がばれたとしても、姑Aは、

      「『アレルギーは甘え』だから私は悪くない。この程度で調子が悪くなる嫁Bが悪い。

       まったく、だからこんな人(嫁B)がお嫁に来るのは私(姑A)は反対したのよ?」

      と言いはるでしょう。

      ここで本当に姑Aが言いたいのは二行目の「まったく~」であって、そこには、

      「相手に対し自分には拒否権があったのに特別に認めて”あげた”」、言い換えると

      「自分のほうがお前より上なのだ、だから従うのが当然」という意思表示が含まれます。


      このケースでの「衝突」は、姑A視点では折込済みであるため、それだけでは

      疲れにくいと言えます。ですが、周囲の人間が心ある人たちであるならば姑Aを

      説得にかかるでしょうから、その分疲れることになりましょう。


      なお、上記のような嫁姑関係は物語だけのお話で、現実にそんな関係は存在しない、

      と私は思います。



  3) 自分や他人を責めるタイプの人が行う行き過ぎた一般化


      人は、何か過ちを犯したとき、大体の場合、その過ちに限定して反省します。

      ですが一部の人は、その過ちを、過去の過ちに紐づけて一般化し、

      最終的に全人格の否定まで持っていくことがあります。


      たとえば発注ミスがあった場合、次はこうするとミスが無くなるんじゃないかな、

      で終われば建設的で疲れにくいです。

        (連続で同じミスをした場合、そのミスが生じざるを得ない誘因が存在する、

         ということですので誘因の検出と除去が優先されます。)


      ですが、ここで「責めるという行為が自分に得である」という世界観を持っている人は、

      その世界観に従い、いろいろな材料を巻き込み、責め始めます。

      その材料の一つが「行き過ぎた一般化」であるということです。

      たとえば

      「また発注ミスか、お前はまったくなにも考えていないんだな、

       あのときもそうだったしな。おっと、奥さんもいってたぞ、

       一生懸命話してるのに、言葉の取り違えが多くて困ってるって!」

      後半は明らかに発注ミスのカバー行為とは無関係で、非建設的な攻撃であり、

      無用な要素で、典型的な「行き過ぎた一般化」です。


以上

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