抑制表現より充足表現を使うと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「抑制表現より充足表現を使うと疲れにくくなる」です。

大前提:人は、気力体力を消費すると疲れる。

小前提1:人は、欲求を抑制する際、押さえつける力を出すため、気力体力を消費する。

小前提2:人は、欲求が充足される際、不足していた気力体力が回復する。


小前提1と大前提から、欲求を抑制すると疲れます。

小前提2と大前提から、欲求が充足されると疲れにくくなります。


表現でも同じで、何かの目的を達成するために「○○してはならない」という抑制表現を用いると

人は自分の欲求を押さえつけるために疲れます。

何かの目的を達成するために「(「○○してはならない」代わりに)××をしましょう」という充足表現を

用いると、人は自分の欲求を満たせるため疲れにくくなります。


ダイエットを例に挙げます。

食欲を抑制する表現「カロリーの高いものをとってはならない」と

食欲を充足する表現「カロリーの低いものでお腹をいっぱいにしましょう」を

比較した場合、充足する表現のほうが、人は疲れにくいため、受け入れやすくなります。


従って「抑制表現より充足表現を使うと疲れにくくなる」となります。


次回(9/4)は、「正中線の延長上に力を出すと疲れにくくなる」です。


以上