上半身と下半身を連動させると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「上半身と下半身を連動させると疲れにくくなる」です。

大前提:人は、からだの複数部位からの力を合わせて一方向の力を出すと疲れにくい。

小前提1:人の上半身は、下半身の上に乗っている。

小前提2:人の下半身は、地面の上に乗っている。


力を作用させるとき、真反対の方向に反作用が生じます。

人の場合、地面に反作用の力を流すことで、任意の方向へ力を出します。

従って、小前提2より、地面に乗っている下半身が「力を発する源」です。

そして、実際に力を他者に作用させるのは上半身になりますが、

小前提1から「力を発する源」である下半身に乗っていますので、

下半身が出そうとしている力の方向に、上半身で出そうとしている力の方向を合わせることで

最大のベクトルになる、となります。

つまり、それが上半身と下半身の連動です。

大前提から、上半身と下半身という複数の部位からの力を合わせると疲れにくい、となります。


従って、「上半身と下半身を連動させると疲れにくくなる」となります。


次回(9/12)は、「風呂は毎日入らないほうが疲れにくくなる」です。


○上下相随


  当記事にはまた元ネタがありまして、昨日(9/10)と同じく、太極拳の原則の一つである

  「上下相随」(じょうげそうずい)です。

  本やネットで調べた限りしか知らないため、また自己解釈での説明となりました。

  興味が出た方は、ぜひ、武術を専門とする方に師事なさって教わってください。


以上