話すより聞くことから始めると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「話すより聞くことから始めると疲れにくくなる」です。

大前提:人は、自分に価値があると感じると、気力が充たされるため、疲れが取れる。

小前提1:人は、自分が得意な話を『しっかり理解できるようになるまで』聞いてもらった人に、

     感謝の念を抱く。感謝の念を抱かれた側は、「自分が他人の役に立った」と感じる。

小前提2:人は、他人の役にたった、と感じることで、自分に価値があると感じることができる。

     その認識は、人から態度や言葉で示されずとも、自己満足で構わない。


小前提1から、人は、『自分が得意な話をしっかり聞いて理解してくれる人』に感謝の念を持ちます。

そして小前提2から、感謝の念を持たれた『話をしっかり聞いて理解した人』は、自分に価値がある

ことを認めることができるため、大前提から、疲れがとれます。

つまり、話すことから始めるよりも、聞くことから始めたほうが、疲れにくくなる、となります。


従って「話すより聞くことから始めると疲れにくくなる」となります。


次回(9/21)は、「『緊急でないが重要なこと』を認知できると疲れにくくなる」です。


○話相手とその質が及ぼす影響


  人は、「自分が得意なこと」を話すとき、自分に価値があると認めることができるため、

  気力が充たされ、疲れが取れます。

  ですが、その場合、話をしっかり理解するまで聞いてくれる人がいなければ、

  「誰も自分の話を聞いてくれない」が「『自分の話』には価値が無い」になり、

  そこから「『自分自身』に価値が無い」と「過度な一般化」を行い、自己の人格否定に至ります。

  ですが、先に此方が「誰か」の話を「しっかり理解するまで」聞いていれば

  その「誰か」は、此方の話を「しっかり理解するまで」聞いてくれる可能性が高くなります。


以上