自分を良く”見せる”努力をするより、良く”なる”努力をすると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「自分を良く”見せる”努力をするより、良く”なる”努力をすると疲れにくくなる」です。

用語定義

「自分を良く見せる努力」

…「表面的」な変化を行うこと、と言い換えられる。見かけ上の変化ともいえる。

 但し、後述する「本質的」な変化との区別は、他人は付けられない。

 下手すると本人にも区別できない。

 土台は無いか、小さいか、脆い。

 そのため、外部からの干渉を受け、意図しない方向へ変化する可能性が高い。

「自分が良くなる努力」

…「本質的」な変化を行うこと、と言い換えられる。土台作りから始めるためある程度頑丈で、

 外部からの干渉に耐える力を持ち、意図しない方向へ変化する可能性は比較的低い。

 但し、表面的な変化を行うことに比べ、目標に至るまで時間が掛かるというデメリットがある。


大前提:人は、自分を変化させるとき、気力体力を消費し、疲れる。

小前提1:人は、表面的な変化を行うとき、外部の干渉を受けやすいため長続きさせにくい。

小前提2:人は、本質的な変化を行うとき、外部の干渉を受けにくいため長続きさせやすい。


小前提1と2から、変化にかかる時間を考えれば両方一回分で釣り合いますが、

人が、表面的な変化を維持するためには複数回の「変化」作業が必要ですが、

本質的な変化は一回行えば、同じ「変化」作業は繰り返さなくて済みます。

つまり本質的な変化のほうが作業量自体は少なくて済むため、大前提から、疲れにくい、となります。


従って「自分を良く”見せる”努力をするより、良く”なる”努力をすると疲れにくくなる」となります。

次回(9/24)は、「『詰問』せずに『質問』すると疲れにくくなる」です。


以上