『詰問』せずに『質問』すると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「『詰問』せずに『質問』すると疲れにくくなる」です。

大前提:人は、生物の本能として安心・安全を欲求し、不安・危険に遭遇すると防御反応を起こし、

    逃げるか、反発するため、その分疲れる。

小前提1:詰問は、質問と同じ内容を聞くが、実質は相手を責める手段であり、相手に不安を与える。

小前提2:質問は、自分が聞きたいことを相手から聞き出すが、

     その聞き出し方によって、相手に安心を与えることもあれば、不安を与えることもできる。


小前提1と大前提より、詰問を行うと相手に不安を与えるため、相手が疲れます。

疲れた相手は詰問者に対し攻撃的になりますから、詰問者は防御せざるを得ず、その結果、疲れます。

小前提2と大前提より、質問はそのやり方によっては相手に安心を与えるため、

質問者と回答者の両方が疲れにくくなります。


従って「『詰問』せずに『質問』すると疲れにくくなる」となります。


次回(9/25)は、「自分の人生に責任を持つと疲れにくくなる」です。


○質問を始める前に行うべきこと


  当記事で、質問はやり方によっては、相手に安心を与える、と説明しました。

  その「相手に安心を与えるやりかた」は質問そのもののやり方ではなく、

  質問を始める前に以下の2点を行うことで実現されます。


   a)「相手が受け入れたくなる理由」で「これから質問する」ことを相手に伝える

   b)「回答するしないもあなた(回答者)の自由」と言って、決定権を渡すこと


  その理由を以下で説明します。


   1) 出来事自体は無色透明、受け取る相手の視点によって色がつく。


      ただ、「これから質問します」と伝えた場合、回答者によって受け取る気持ちが

      異なります。質問されて困ることを隠し持っていたり、質問者自身を嫌っていたら

      間違いなく「嫌な」気持ちになります。

      実際はなんの変哲もない質問だったとしても、その状態から、素直に質問に

      答えてくれることはまずないでしょう。


      これは、質問という出来事に対し、回答者側の「視点」(いわゆる色眼鏡)で

      「質問=嫌なこと」という等式がその状況下で成り立ってしまっているからです。

      素直な回答を引き出すためには、「質問=嫌なこと」という等式を成り立たせなく

      することが必要です。


   2) 回答者の視点を、質問に先立ち、意味のある回答を引き出すのに効果的な「視点」に変える。


      回答者の視点を、「効果的な」視点=「質問=楽しいこと」に変えることで、

      素直な回答が望めます。

      (質問者が望む方向の回答に誘導はできません。悪しからず)


      「効果的な」視点=「質問=楽しいこと」とは、

      つまり「(質問者に)もっと質問してもらいたい!」=「回答したくてたまらない!」

      という視点です。

      そうすればどれだけ質問しても嫌われることは無く、

      質問すればするほど信頼関係が深まるという結果が得られます。


      そのためには「相手に受け入れられる理由」を探し、それを相手に伝える必要があります。


   3) 回答するか否かの決定権を回答者に渡す

 

      そして、相手に「決定権」を渡すことで、回答者は自分の安全を確保できるため安心し、

      防御反応を起こさないため、素直な回答を行うことができます。

 

   4) まとめ 


      まとめると「相手が受け入れられる理由」で「これから質問する」と相手に伝え、

      回答の決定権を渡すことで、相手から素直な回答を得られることになることが分かります。


      言い回しの具体例

      ◇相手の得意分野について教えを請う

      「私は○○を知りたいと思っています。然るにあなたは○○のスペシャリストと

       伺いました。

       そのスペシャリストの経験から○○について教えていただきたいのですが

       いろいろ伺ってもよろしいでしょうか?」


       この文例では、相手が受け入れられる理由として

       ・「○○が知りたい」←相手の得意分野

       ・「○○のスペシャリスト」←その人に聞かなければならない理由づけ

       を相手に伝え、そして

       ・「いろいろ伺ってもよろしいでしょうか?」

       と疑問形で終了することで、回答するか否かの決定権を回答者に渡しています。


      応用:

       相手を非難するための情報をその対象自身から聞きだすのは、

       「相手が受け入れられる理由」を作りだせないため、まず無理だとわかります。


○「質問攻め」は「詰問」に等しい


   相手に回答するか否かの決定権を与えない「質問攻め」はほぼ「詰問」に等しい行為です。

   質問攻めにする場合、質問者は自身の都合のみを考え、回答者の都合を無視しています。

   その結果、最初は素直に回答していた回答者も、回答数が増えるにつれ、素直な回答を

   行わなくなり、質問者に対し攻撃的になっていきます。

   従って、質問攻めを行うことは、回答者に対し不利益を生じさせるのは間違いなく、

   長期的に見ると、質問者に対しても不利益を生じさせます。


○詰問が必要な状況と不要な状況


   当記事ではお互いに良好な人間関係が築ける前提でお話をしていましたが、

   当然、利害が相反する関係で質問をする場合は、対立関係を前提として

   「詰問」にならざるを得ない場合もあるでしょう。「警官と犯罪者」などが類型です。

   ですが、日常生活で利害が相反する家族関係、友人関係はなかなか無いと思います。

   ですので、可能な限り、自分と他人は別個の人格であることを認め、

   自分の都合を無条件に優先させるのではなく、自分の都合と相手の都合をすり合わせて

   質問などを行うことが、疲れにくくなる暮らし方だと、私は考えます。


以上

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