『自分の場合に当てはめて聞く』のを止めると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「『自分の場合に当てはめて聞く』のを止めると疲れにくくなる」です。

大前提:人は、信頼できない人間と関係を持つとき、信頼できる人間と関係を持つときに比べ、

    警戒しなくてはいけない分、気力体力を余分に消費するため、疲れる。

小前提1:人は、自分の話を聞いてもらうのが大好きである。

     何故なら、自分の話を聞いてもらえる=「自分に価値があること確認できる」からである。

     従って、人は、自分の話が遮られることを「自分の価値を否定する行為」と認知するため、

     嫌う。

小前提2:人は、自分の話を最優先で聞いてもらおうとするがゆえに、他人が話しをしていても、

     自分に少しでも関係ある話題が出た時点で、それを捕まえ、さらに自分の方に引き寄せる。

     つまり、「他人の話を自分の場合に当てはめて聞く」ことで自分がしたい話に持っていく。

     話しをしている他人は、話題をうばうことを「自分の価値を否定する行為」とみなし、

     話題を奪った相手に対し不信を抱く。


小前提1と2より、人は、「自分の価値」を確認したいがゆえに、他人が話しているときでも、

自分の話に持っていこうとして「他人の話を自分の場合に当てはめて聞」き、その成否にかかわらず、

相手からの不信を抱かれる、となります。

不信を抱かれると、お互いに信頼できない人間関係が構築されることになりますから、

大前提から、疲れる、となります。


従って「『自分の場合に当てはめて聞く』のを止めると疲れにくくなる」となります。


次回(9/28)は、「『こころ』があって『わざ』があることに気付くと疲れにくくなる」です。


○自叙伝的反応


   『自分の場合に当てはめて聞く』ことを専門用語で言うと「自叙伝的反応」と言います。

   「自叙伝的反応」とは、人の話を自分の経験で解釈したり、評価しようとする聞き方です。

   自分の人生の物語=自叙伝を参照しながら人の話を聞く態度のことです。

   自叙伝的反応で他人の話を聞く人は、悩みを打ち明けられても「自分はこうだった、君も

   そうすべきだよ」と自分語りを初め、アドバイスをしたつもりになります。

   このとき、聞いた側は自己満足に浸れますが、悩みを打ち明けた側は

   「私の話を聞いてくれた」「私の今の感情をくみ取ってくれた・気持ちを感じ取ってくれた」とは

   感じません。

   自叙伝的反応で聞かないようにするためには、相手を理解したいと願う「こころ」を

   持ち、その「こころ」を具現化する手段として「共感、そして傾聴する」という「わざ」を

   用いることです。

   このとき「共感、そして傾聴する」という「わざ」を用いるだけでは自叙伝的反応で聞くより

   悪い結果にしかなりません。相手を傷つけ、人間関係に最悪の結果をもたらしてしまうのです。

   それを避けるには、まず相手を理解したいと願う「こころ」が先になければなりません。


○「自分の価値」について私見


   人は、「自分自身に価値があること」ゆるぎない自信を持っていて初めて、

   「他人の価値を認める」余裕が生まれます。

   つまり、「自分自身に価値が無い、あるいはとても低い」と思っている人間は、

   自分の価値を上げる目的を恒常的に持つようになります。

   自分の価値を上げる目的で、自己鍛錬をし、努力の成果が出るようであれば、

   価値を上げる行為はそこで終わります。ですが、努力の成果がでなかった場合が問題です。

   成果が出なかった場合、人は、自分の価値を「相対的」に上げるために、

   「他人の価値を貶める」方向に、その持てる能力や資源をつぎ込むようになります。

   他人の陰口や、他人の足を引っ張る行為などがその例です。

   自身の絶対的な価値の上下には全く寄与しない、非建設的な行動です。

   しかし、行っている当人にとっては、それが「最善」な行動です。

   言い換えれば、その状況下において、もっとも自分自身に利益をもたらす行動なのです。


以上

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