『○○し続ける』と疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「『○○し続ける』と疲れにくくなる」です。

人は、任意の行為を行うとき、行為の難易度に応じた一定量の気力や体力を消費します。

人は、任意の行為に熟練し、最適な所作や最小限の手数、十分な筋力といった条件を

満たすことにより、気力体力の消費量は減少していきます。

その結果、同じ行為を行うにしても、疲れにくくなります。

これは、目的達成への最短経路を通ることに起因する『行為に対する労力の最小化』ともいえます。

 

そして「行動に熟練する」とは、大体の場合はその行動を継続して行う、

つまり『○○し続ける』ことで達成されることが多い、と私は考えます。


従って「『○○し続ける』と疲れにくくなる」となります。


次回(11/22)は、「『美味しい話』とは『仕掛ける側だけが美味しい話』であることに気付くと疲れにくくなる」です。


○『○○し続ける』際の効率化


   人は、ただ漫然と任意の行為を継続するだけでも、その行為に熟練していきます。

  ですが、その行為の仕組みを理解し、その仕組みを可能な限り生かせるよう

  意識しながら行為を継続することで、ただ漫然と継続したときに比べて早く熟練します。


   たとえば武道の型。

   ただ外から見えている動きの流れをなぞるのを続けるだけよりも、体内での力の流れ、

  重心の移動、接地面の力配分、指の曲げ方、そして『型が持つ意味』などを理解し、

  それらを自らの肉体で再現することを意識しながら練習したほうが、

  同じ深さの熟練度に到達するのが速くなると、私は考えます。


以上