『変わらない自分への言い訳を直視する勇気』を持つと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

『変わらない自分への言い訳を直視する勇気』を持つと疲れにくくなる」です。

 人は、常に「変わらない」という決心をしています。

 それは、少しくらい不便で不自由なところがあっても「今の自分の在り方」が使いやすく、

また、何をするにも過去の経験から、その先を想像できるという安心感があるからです。

 それに対し「変わる」決心をして「新しい自分の在り方」を選んだ場合、どうなるでしょうか。

 過去の経験は適用できず、新しい自分に何が起きるのか分からず、不安で心がいっぱいになること

でしょう。


 まとめると、「変わらない」という決心は、『「不安」を恐れ「安心」を得る』、という目的を

達成するための手段である、と言えます。


 ですが、人は「不安を恐れる自分」を直視することを嫌います。

なぜならば、「不安を恐れる自分」イコール「価値の無い自分」であると感じてしまうからです。

そこで尤もらしい「言い訳」を作り上げ、自分自身をだまし、「変わらない決心」をする自分を

「不安を恐れる」以外の要素で正当化します。

 この「言い訳」は率直にいって「欺瞞」です。そしていつしか「欺瞞」の辻褄は合わなくなります

から、辻褄合わせに使われた気力体力は無駄になります。無駄な気力体力を使えば疲れます。


 ここで「変わらない自分への言い訳を直視する勇気」を持ち、「不安を恐れる自分」を奮い立たせ、

「自分がなりたい自分に変える勇気」を持つことで、気力体力を無駄に使うことは無くなりますから

疲れにくくなります。


従って「『変わらない自分への言い訳を直視する勇気』を持つと疲れにくくなる」となります。


次回(12/12)は、「自分の『普通』を疑えるようになると疲れにくくなる」です。


以上