評価基準を伝えてから他人に期待すると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

評価基準を伝えてから他人に期待すると疲れにくくなる」です。

 人は、本能的に安心安全を求めます。そのため、合理的な理由があれば自分に不利な結果で

有っても納得します。ですが、不合理な理由で自分に不利な結果が出た場合は納得しません。


 ここで、評価基準を曖昧にしたまま貴方が他人に仕事を振ったとします。

その成果は「貴方だけが知っている評価基準」で評価されます。

そして貴方が満足できなかった場合、相手を責めると思います(※)。

ですが、相手は「自分(相手)が知らない基準」に従って自分を責める貴方に不合理を感じ、

その結果敵対するでしょう。敵対されれば闘争状態に入りますから協力関係は望めず、

貴方にかかる負担は増えますから疲れやすくなります。


 (※)ここで相手を責めずに自分の伝達ミスを嘆き、評価基準を必ず伝えるようになるのであれば

   その時点で、疲れにくくなります。

 

 では評価基準を明確にして仕事を振ったならば?

お互いに達成すべき目的とその精度が明確になりますから、全体の仕事量も精度よく見積もられ、

計画の精度も上がり、全体的に無駄なく仕事が進められます。

そのうえでお互い了承した評価基準で評価されるのであれば、例え基準が未達成であっても、

お互いが納得したうえで気持ちよく、計画の変更に手を付けられると思います。

そうすればストレスを感じることも少なく、無駄な仕事もせずに済みますから疲れにくくなります。


従って「評価基準を伝えてから他人に期待すると疲れにくくなる」となります。


次回(1/8)は、「勝負はその結果に納得できるように専念すると疲れにくくなる」です。


以上