多体問題は二体問題に近似して解くと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

多体問題は二体問題に近似して解くと疲れにくくなる」です。

一対一の関係であれば片一方が決まればもう片方も決まります。

これに対し、3体以上のモノが関わる問題ではどれか一つの状況が決まっても

残り2つがどのように動くか定められません。

そのため、3体以上のモノが関わる問題では、任意の1体の状況を固定した状態で、

残り2体を一対一の関係に落とし込んだ上で、取りうる状態を洗い出すのを繰り返すのが定石です。


 これを言い換えると当記事のテーマ「多体問題を二体問題に近似して解く」ことになります。

さて、このテーマは人間関係を解(ほど)くのにも適用できます。

三人以上が関わる問題は、あちらを立てればこちらが立たずとなることが多いと思われます。

そこでいったん割り切って、自分を中心とした他の関係者との関係図を作ってしまいます。

(この関係図を作る作業が二体問題への近似に当たります)

そうすると、「自分以外の他者」同士の関係も見えます。

そして他者同士の関係に対し「自分はその関係に介入したいのか?」という自らの意思も見えてきます。

そうなれば問題はシンプルになり、自分が取る対応も以下の2つに落とし込めます。

一つは、「自分は」関係者一人一人の一対一の関係を「どうしたいか」を明確にし、実行すること。

もう一つは、「自分以外の他者」同士の関係に「自らの価値観」で「介入」するか否かの覚悟を決める

ことです。覚悟があれば、自分の価値観で相手の価値観を塗りつぶすために争いを起こし、

覚悟がなければ傍観者に徹することになります。


 上記のように三人以上が関わる問題を二者間の問題に近似し、落とし込めば、

終わりのない思考ループにはまることなく、問題の解決への道筋が立てられますから、

その分、労力が少なくすみ、疲れにくくなります。


従って「多体問題は二体問題に近似して解くと疲れにくくなる」です。


次回(1/16)は、「目的に応じて必要なものを必要なだけ用意すると疲れにくくなる」です。


以上