自分の体で寸法を測れると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「自分の体で寸法を測れると疲れにくくなる」です。

 人は、自分で自分が動きやすいよう、周囲の寸法を直観的に捉えています。

ですが、引っ越しなど別な環境に移るとき、または慣れた道具が壊れて買い直しをするときに、

「その寸法」を再現したい場合、その情報を他人に伝えるのは困難です。

何故ならば「その寸法」を、他人と共有できる基準、つまりメートル法などで

認識していないからです。


 そのため、自分の動きやすい環境はメジャーなどで測り記録してから伝える必要があります。

ですが、それはかなりの手間で疲れるものです。


 そこで自分のからだの各部位をあらかじめメジャーで測っておき、

「からだのここからここまでは何センチ」

というのを認識しておくと改めて寸法を測る手間が省けます。

例えば、自分の歩幅や足のサイズが何センチ、といった足回り、両手を広げて何センチと覚えておくと

10cm単位で十分有効なサイズが測れます。

また、手指の幅、手を開いて親指と人差し指の先端の間が何センチ、などであれば

1cm単位でも十分有効なサイズが測れます。


 もちろん、建築物の設計図を描くような場合はメジャーで測りなおす必要はありますが、

日常生活で運用するのであれば十分に使えますので、自分の体で周囲の寸法を測れると

疲れにくくなります。


従って「自分の体で寸法を測れると疲れにくくなる」となります。


次回(1/20)は、「『自分から動く』と『勝手に判断して動く』の違いに気づくと疲れにくくなる」です。


以上