早めに損切りすると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

早めに損切りすると疲れにくくなる」です。

 人が直面する『結果』は、『周囲の状況』と『その人の行動内容』に拠ります。

 従って何らかの行動によって「損失」が生じた場合(※)、『周囲の状況』が同一のまま、

再度同じ行動をとれば、同じ結果である「損失」が生じ続けます。


 そのときは可能な限り速やかに『周囲の状況が変わるまで同じ行動を控える』、つまり『損切り』を

行うことによって「損失」の規模を小さくすることができます。「損失」の規模を小さくできれば、

その回復に使う気力体力が少なくて済むため、その分疲れにくくなります。

 

従って「早めに損切りすると疲れにくくなる」となります。

 

    (※) 私見ですが、利益が出ていた状況でいきなり損失がでることは考え難いものです。

      おそらくは『周囲の状況』の変化に気づかず同じ行動を取り続けることで、

      状況の変化に応じ「損失」が出るに至ることが多いのではないか、と感じます。


      また、「損失」が出ている状況で、「直ぐ」かつ「自分に利益がでる」ように、

      状況が変化することを期待するのは破滅主義であると、私は考えます。


      これも私見ですが、可能な限り運の要素を排除する努力をし、また、自らが不利になる

      状況へ変化する分岐を尽く潰した上で、最後の最後だけ運に任せる程度でないと、

      このご時世では、自らの望む結果を残せないと感じております。


次回(2/27)は、「『相手の感情に訴える』のは『最後の手段』にすると疲れにくくなる」です。

 

以上