『共同の課題』の成立要因を認識できると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

『共同の課題』の成立要因を認識できると疲れにくくなる」です。

 人は誰しも解決しなくてはならない課題に直面し続けています。

 

 解決しなくてはならない課題、それは仕事であり、友人関係であり、家族関係です。

 

 しかし、人は、実際は共有しようが無い「他人の課題」を「自分の課題」として

とらえてしまうことがあります。その場合、「相手の課題」でしかないため、

「『自分』には解決する権限も、資源も、策も無い」のに、

「『自分』が解決しなければならない」というジレンマを自らの内に「作り出して」しまいます。

ジレンマを作り出してしまえば、解決不能な負荷に対抗し続けなくてはならず、疲れることになります。

 

 ここで『共同の課題』の成立要因(※)を認識できていれば、「他人の課題」が

「自分と相手と共有できる課題」かを判断し、課題解決に向け協力するか、

協力する手段が無いと判断して放置するかの選択が可能になります。

 

 協力できると判断した場合、解決は2馬力で行うことになりますから早く解決できる可能性が高くなり、

また、協力できないから放置すると判断した場合は、自分で解決したくともできないジレンマに陥る

ことが無くなるため、結果として疲れにくくなります。

 

  (※) 『共同の課題』の成立要因は、当記事の最後に記述します。

 

従って「『共同の課題』の成立要因を認識できると疲れにくくなる」となります。

 

次回(3/8)は、「迫害を受けることは『主張の妥当性』を担保しえないことに気付くと疲れにくくなる」です。

 

○『共同の課題』の成立要因

 

  1.相手の意志を確認する

 

      まず、課題に直面している相手の意志を確認することから始めます。

      「助けは要りますか?」「なにか私にできることはありますか?」

 

      相手に確認せずに「あの人は助けを求めているのに違いない」と思い込むのは危険です。

      その思い込みはあなたの世界観から生まれています。

      相手が助けを求めているかどうかは、その相手にしかわかりません

 

  2.相手が直面している課題に自分という要素が含まれるか確認する

 

      相手が助けを求めていることが確認できたら、次に、助ける手段、つまり

      「課題の解決策」に自分、ないしは自分の持つ資源が関わるかを確認します。

      他人が持つ資源を利用する必要がある場合、相応の対価が必要になるため、

      困っている相手と認識のすり合わせが必要です。


      例:バスで座れずに困っている人が居たとします。

        このとき、自分が座席に座っていればその座席を譲る、という手段がとれます。

        ですがもし座席に座っておらず、別の座っている人に「席を譲ってください」と

        依頼するのは、座れずに困っている人の同意を先に得たうえで行う必要があります。

 

   3.自分の意志を確認する

 

      1と2を確認後、最後に「自分は、自らの資源を使っても相手を助けたいか?」を

      確認します。

 

  上記1,2,3が全て肯定ならば「相手の課題」は「自分と相手の共同の課題」として成立します。

 

以上