自分の許容量で他人の許容量を推し量るのを止めると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「自分の許容量で他人の許容量を推し量るのを止めると疲れにくくなる」です。

 人には許容量があります。それはお酒に対する許容量であったり、誹謗中傷を冗談と受け取れる許容量であったり様々です。

 

 ですがその許容量を超えることを人は許しません。何故ならば許容量を超えることは自らを危険に晒すことと同義だからです。そして許容量は人によって大きく増減します。お酒であれば1mlでも飲めない人と

樽ごと持ってこいと言い切れる人もいます。

 

 そのため、他人の許容量を自らの許容量を基準にして、「あの人”も”これくらい大丈夫だろう」と

推し量るのは危険です。何故なら許容量を「高く」推量された側(Aとします)は、推量した側(B)に

対し、「Bは私(A)を害そうとしている」と考え、BはAに敵と認定される(※)からです。

 

  (※) Bに『Aを害する意図』が無くとも、敵認定されます。

 

 敵と認定されたならば攻撃を受ける、あるいは協力を受けられなくなるため、その分疲れやすくなります。

 逆に、貴方が相手を良く観察して、各種許容量を把握し、許容量に応じた気遣いをすれば、

相手は貴方への安心を感じます。貴方に安心を感じた相手は、貴方を信頼するようになります。

信頼関係ができれば、協力を得られる可能性が高くなり、その分疲れにくくなります。

 

従って「自分の許容量で他人の許容量を推し量るのを止めると疲れにくくなる」となります。

 

次回(3/16)は、「引き際を見極められると疲れにくくなる」です。

 

以上