他人への攻撃は全て『自分』が行っていることに気付けると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

他人への攻撃は全て『自分』が行っていることに気付けると疲れにくくなる」です。

 人は他人を攻撃した後「ついカッとなってやった」「気が付いたら手がでていた」と言い訳することがあります。言い訳は自己防衛のための「自らにとっての最善」の行動ですからそれ自体はなんら不自然ではありません。


 ですが、「カッとなって」「気が付いたら」という言葉に「そのときの自分は『自分』でなかったから自分には責任が無い」という意味が含まれているのであればそれは誤った認識です。

 何故なら「カッと」なろうが「気を失な」おうが、その瞬間だけ「別人」になるわけではなく、常に「その人個人」であり続けるからです。


 もし、常に「その人個人」であり続けているという認識が無く、「そのときの自分は『自分』でなかったから自分には責任が無い」と考えて生きていくのであれば、それは「自分は連続性が無い、いつ理不尽に変化するかわからない、信頼できない人間である」と周囲に発信していることに他なりません。

 その発信の結果、周囲からの信頼を失います、周囲からの信頼を失えば、仲間からの協力を得られなくなるため、疲れやすくなります。


 ここで、「他人への攻撃は全て『自分』が行っている」ことを認識し、自分のしたことの責任をとることができれば、「攻撃行動そのもの」により、周囲からの信頼を一時的に失っても、のちの行動で周囲からの信頼を回復することが可能です。信頼が回復できれば仲間も作れ、協力も得られるため、疲れにくくなります。


従って「他人への攻撃は全て『自分』が行っていることに気付けると疲れにくくなる」となります。

 

次回(3/30)は、「自分と異なる価値観を持つ人を『下げる』のを止めると疲れにくくなる」です。

 

以上