評価に対する報酬は相手次第だと考えられると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

評価に対する報酬は相手次第だと考えられると疲れにくくなる」です。

 人は自らの働きに対し、正当な報酬を得たいと考えます。

 このとき、「正当な(と思われる)報酬内容」を、自らの価値観を基に算出しています。

 ですが、実際の報酬内容は、評価する相手次第であるため、しばしば報酬内容で争いが起こります。

 争いが起こればお互いに傷つき、回復するために気力体力を使うため、疲れやすくなります。

 

 「評価に対する報酬」を予め協議、決定していれば上記のようなことは起こりにくくはなります。

 ですが、成果が出てから報酬を定める方式で物事を進めると上記のような状況が必ず起こります。

 

 その「成果が出てから」という仕事の方式を受け容れた場合は、自らの価値観で報酬の程度を

推し量り、期待することを止め、あくまで相手次第で報酬が変化する、という考えを受け容れれば、

争いは起こりにくくなり、その結果、疲れにくくなります。

 

 また、「評価に対する報酬」を事前協議する場合でも、相手が求めること、そして相手が成果に

対しどれだけの重みを置いているかを協議で明確にし、「建設的な結果を引き出す」か、

「どちらかに不利を押し付けるような場合は取引そのものを止める」(※)、と決めておけば、

無用に争うことが無くなるため、疲れにくくなります。

 

  (※) 相手側だけに有利な結果は、自分側に明確な不利益を生じるため、避けます。

     自分側だけに有利な結果も、相手側に敵対され、長期的には不利益を生じるため、避けます。

 

従って「評価に対する報酬は相手次第だと考えられると疲れにくくなる」となります。

 

次回(4/11)は、「冷静な論理と熱のこもった一文を組み合わせられると疲れにくくなる」です。

 

以上