冷静な論理と熱のこもった一文を組み合わせられると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「冷静な論理と熱のこもった一文を組み合わせられると疲れにくくなる」です。

 何か計画を立て、実行するときには必ず『資源』と『実行者』が必要です。

 

 『資源』とは時間や資金、物資です。『実行者』は音頭を取るヒトと現場で働く人々です。

 

 『資源』は現実的な制約を超えて用意することはできません。

 つまり、『資源』は冷静な論理の支配下にあります。

 

 『実行者』は『モチベーション』が無ければ『最初の一歩』が踏み出せません。

 故に、何かを始めるときには『熱のこもった一文』でその心を奮い立たせる必要があります。

 

 さて、何らかの計画を行うことを考えます。

 その際、冷静な論理のもとに『資源』を調達・管理したうえで、それらを扱う『実行者』に対し、

熱のこもった一文(『この計画の成否は君たちに係っている。諸君らの能力をフルに発揮してもらいたい。』など)でその心を奮い立たせたとしましょう。

 なればこそ、計画は見事に最初の一歩を踏み出し、途中で想定外の困難が起ころうとも実行者たちは乗り越えていけるでしょう。成否は時の運とはいえ、間違いなく何らかの成果は生み出され、用いた気力体力は回復し、疲れにくくなります。

 

 逆に、『資源』が湧いて出てくると勘違いし、また、『実行者』に冷や水をぶっかけるような一文(「とっととやれよ。簡単だろ?」など)を浴びせて計画をはじめさせようものならば、その成功は先ず覚束ないことでしょう。そうなれば成果は生み出されず、用いた気力体力は無駄遣いに終わるため、疲れやすくなります。

 

従って「冷静な論理と熱のこもった一文を組み合わせられると疲れにくくなる」となります。

 

次回(4/12)は、「『時間泥棒』対策を行うと疲れにくくなる」です。

 

以上