仮説に拘り過ぎず現実を受け容れると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

仮説に拘り過ぎず現実を受け容れると疲れにくくなる」です。

 人は何かの課題解決を行うとき、必ず仮説を立て、その仮説の実証を試み、実証できればその仮説を元に課題解決に入り、実証できなければ仮説を改良するか、新たな仮説を立てます。

 

 この実証段階で「仮説を支持するデータ」があらわれないとき、それでも自らの仮説にこだわる人もいます。

 その場合「仮説は正しい」のですから「実験がおかしい」となり、その結果、実験の手法や実施状況、あるいは実験実行者に責任転嫁することになります。

 この場合、余程の根拠が無い限り、実験の計画者や実行者に敵対され、非建設的な議論の応酬になり、お互いに益は無く、疲れやすくなります。

 

 ここで、仮説に拘り過ぎず現実を受け容れられると、実証結果から仮説を修正する方向も読み取れ、建設的に課題解決を進めることができます。建設的に課題解決できれば解決に用いた気力体力も無駄にならないため疲れにくくなります。

 

従って「仮説に拘り過ぎず現実を受け容れると疲れにくくなる」となります。

 

次回(4/16)は、「『犠牲にする要素』を最初に決めると疲れにくくなる」です。

 

以上