からだを動かすと痛いとき、体幹部に近い関節の動きを確認すると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

からだを動かすと痛いとき、体幹部に近い関節の動きを確認すると疲れにくくなる」です。

 人はからだを動かすと痛いと感じるときがあります。

 痛みを感じる理由には種々ありますが、その場合分けができるとある程度心配が小さくなるため、

 疲れにくくなります。

 当記事では場合分けのうち、末端部を動かすと痛いときの体幹部の確認法を記します。


 具体的には、以下の2つを挙げます。


 1.手のひらを下に向けようと前腕を捻ると痛いとき


    →肘内側が真上を向いていないか確認する

      →肘内側が真上を向いていたら肩関節の動きが悪く、その可動域をカバーするため

       肘から先を捻る筋肉が過剰に働いている。

        →その過剰な働きによって痛みが生じている可能性が高い。

          →肩関節のストレッチを行い、肩関節から捻ることができるようになると

           痛みが小さくなる可能性が高い。


 2.胡坐を組むと足首が痛いとき


    →膝が真横(あるいは斜め下方向)を向いているか確認する

      →真横を向いておらず、どちらかというと斜め上方向に向いているならば、

       股関節の開き(外旋)が悪く、その可動域をカバーするため、

       足首が本来の可動域を超えて内側に捻られている。

        →可動域を超えている時点で痛みが生じる。

          →股関節のストレッチを行い、足首の可動域に無理をさせないようにできると

           痛みが小さくなる可能性が高い。


従って「からだを動かすと痛いとき、体幹部に近い関節の動きを確認すると疲れにくくなる」となります。

 

次回(4/28)は、「からだの動きは全身が連動して行われていることに気付くと疲れにくくなる」です。

 

以上