人格を認めあえると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

人格を認めあえると疲れにくくなる」です。

 人はそれぞれ人格を持ちます。

 そして人格を攻撃されると危険を感じるため、安心安全を得るために反撃します。

 反撃を受ければ攻撃側も傷つくため、攻撃側も反撃側もお互いに疲れやすくなります。


 人格を認めあい、人格攻撃を止めるとお互い傷つけあう可能性が低くなるため、

傷の回復に気力体力を用いる機会が少なくなり、疲れにくくなります。


従って「人格を認めあえると疲れにくくなる」となります。

 

次回(4/27)は、「からだを動かすと痛いとき、体幹部に近い関節の動きを確認すると疲れにくくなる」です。


○人格攻撃の例文と非攻撃への言い換え例文


  ※言い換えのポイントは「望ましい行動」を定義し、それを為すにはどうするかを

   建設的に話し合うことです。また、最後に相手に決定権を渡すのも相手に安心感を

   覚えさせるという意味で重要なポイントです。


  「君はいつもそうだよね!頭悪いんじゃないの?」

  言い換え→

  「前回と同じ過ちだと思う。

   君が認識している手順を一緒に確認させてほしい。

   おそらく君の認識に誤りは無く、手順そのものに曖昧にとれる箇所があると思う。

   その箇所も合わせて確認させてほしい。どうだろうか。」


  「このくらいのことわかんないの?君より後輩のA君は一回で分かったよ?」

  言い換え→

  「私が君に理解してほしいことをこのリストにまとめた。(→要認識事項一覧を渡す)

   まず、このリストの項目ごとに、君が認識済なら○を、未認識なら×を書き込んでほしい。

   その○×リストをもとに、まず×のものから認識を合わせ、○のものにも認識ずれがないか

   確認させてほしい。どうだろうか。」


  「相手の人格を攻撃することで優越感を得たい」という目的がある場合、上記の言い換えは

  不適当です。


  ですが、何らかの計画を達成するために仲間を教育する目的がある場合には上記のように

  言い換えると、教育の目的が達成しやすくなりますので疲れにくくなります。


以上