自分の誤りに気付いたときは誤りを認め公言すると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

自分の誤りに気付いたときは誤りを認め公言すると疲れにくくなる」です。

 人は自分の誤りに気づいたとき、隠すか公言するかを選択しなければならない状況に直面します。


 誤りを公言する場合、最初は周囲からその誤りについて攻撃を受けます。しかし、信頼関係がある人間同士であれば、建設的な議論によって、その誤りに対処するよう協力できます。協力できれば、一人で誤りの対処に悩み続けるより疲れにくくなります。

 誤りへの対処に協力せず、延々と誤りについて責め続ける人は、建設的な議論を行う意思が無い人間と見なせます。建設的な議論を行う意思が無い人間と取引を行うと疲れやすくなりますので、避けるのが最善手です。


 誤りを隠す場合、誤りによる歪みを隠れながら都度修正する必要と、秘密に耐える必要から、疲れやすくなります。しかもそれらは誤りを公言するまで続きます。また「隠して続けている誤り」を第三者に気付かれた場合、悪くて脅迫されるか、良くても正論を振りかざされ、圧倒的に弱い立場で攻撃を受けることになり、やはり疲れやすくなります。誤りを隠すメリットは、公言すると即座に社会的死亡あるいは生物学的死亡に至るような致命的な誤りを犯した場合にのみ存在します。


従って「自分の誤りに気付いたときは誤りを認め公言すると疲れにくくなる」となります。

 

次回(5/3)は、「相手にしゃべらせるのが有効な状況を知ると疲れにくくなる」です。

 

以上