相手の言い分を最後まで聞いてからこちらの言い分を伝えると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

相手の言い分を最後まで聞いてからこちらの言い分を伝えると疲れにくくなる」です。

 人は自分の言い分を全て出し切ると安心します。

 逆に言えば、言い分を話している途中で止められたり、途中の段階で聞き手が要約したりすると

 「この人は自分を理解しようとしない」と判断し、話し手は聞き手に対し、危険を感じます。


 危険を感じる、イコール聞き手への不信となるため、話し手と聞き手の間に信頼関係が成立しなくなります。

 信頼関係が成立していない状態で取引をすると、安全であることを手順の各段階で、ひとつひとつ

納得させる必要が生じるため、疲れやすくなります。


 そこで、まず話し手の言い分を全て出し切ってもらい、安心してもらいます。

 このとき相手の言い分に「耳を傾け、適度に相槌を打ち」、「私は貴方の話をきちんと聞いています」

という姿勢を示せれば、ただ聞くよりも、相手からの信頼を得ることができます。

 そして、話し手に聞き手への信頼が生じた後に、聞き手が自分の言い分を伝えることで、話し手に、

「聞き手側の立場も理解しようとする」余裕が生まれます。


 お互いの言い分を全て言い合えて、かつ信頼関係が生まれれば、お互いの言い分の良いとこを集め、

建設的な結論を導ける可能性が高くなりますから、疲れにくくなります。


従って「相手の言い分を最後まで聞いてからこちらの言い分を伝えると疲れにくくなる」となります。

 

次回(5/23)は、「日常生活の動作に鍛錬を組み込むと疲れにくくなる」です。

 

以上