『自分から他人への評価』と『自分自身の価値』は相関し無いと気付くと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

『自分から他人への評価』と『自分自身の価値』は相関し無いと気付くと疲れにくくなる」です。

 人は、他人の評価を『下げ』て相対的に自分の評価を『上げ』ようと試みる場合があります。

 その行動の目的は、自分の評価を相対的に『上げ』、自分には『価値』がある、と感じることです。

 

 ここで、『評価』は相対的に定まる属性ですが、『価値』は各人の主観で決定される属性であるため、

『評価』と『価値』は相関せず、並列に存在する属性です。

 ですので、「自分の評価を『上げ』ると、自分には『価値』がある、と感じられる」のは錯覚です。


 錯覚にすぎないのに、自分の価値を高めるために、他人への不用意な攻撃とも取れる『他人の評価を下げ』ようとするのは、反撃で傷つくだけで無駄な行為であり、疲れやすくなるだけだと言えます。

 

 「評価」と「価値」が相関しないと気づけば、不必要に他人への評価を下げることも無く、自分の価値を高めていく(※)ことができるため、疲れにくくなります。

 

 (※) 自分の価値を高める方法は単純です。

    それは『所属する共同体へ貢献する活動を行い、活動結果に自己満足する』だけです。


従って「『自分から他人への評価』と『自分自身の価値』は相関し無いと気付くと疲れにくくなる」となります。

 

次回(6/9)は、「状況と対象に合わせた道具を選べるようになると疲れにくくなる」です。

 

以上