こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「『いい人』を辞めると疲れにくくなる」です。
世の中には『いい人』と言われる人が居ます。『いい人』にはいくつかの意味がありますが、
当記事では所謂『察しがいい』人、言い換えると『他人の心を推し量って行動する』人を扱います。
『察する』のが図に当たれば、その相手は「私を良く分かっているな」と感じ気持ちよくなります。
また、クレームをつけてくるような人の心を『察す』ればその怒りがおさまるのが早くなることでしょう。
上記のような例に限らず、『察する』と、いいことしか起こらないように見えます。
ですが『察する』ためには相手をよく観察する必要があります。
極端にいえば相手が送ってきた人生を、自らの心のなかで模倣する必要すらあります。
つまり「並行して複数の他人の人生を生きている」のが『察しのいい人』です。
そうなれば『自分の人生』は二の次となりますし、他人の人生を生きることによる心の負荷も大変大きくなるのは想像に難くありません。
ですので、ときには『察しのいい人』を辞めて、我がままに自分の人生を謳歌すると、気力体力を回復できるようになり、疲れにくくなります。
ただ、私見ですが、我がままで居続けると今度は周囲との軋轢が大きくなって疲れやすくなるため、『察する』のも『我がままになる』のも適当に混ぜるのが最も疲れにくくなると私は考えております。
従って「『いい人』を辞めると疲れにくくなる」となります。
次回(6/11)は、「『失敗を取り戻す』のを諦めると疲れにくくなる」です。
以上
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