内部の結束を高めるために外敵を作るのを止めると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

内部の結束を高めるために外敵を作るのを止めると疲れにくくなる」です。

 人が作る組織は、内部の結束を高めるため、外敵を作りだす場合があります。

 

 何故内部の結束が高まるか。それは外敵の脅威に立ち向かうためには力の一点集中が必要だからです。

 もし力を一点集中しなければ、各個撃破されるだけだ、と誰しもが理解するからです。

 

 斯様に、短期に内部抗争を収め、結束を高めるために、外敵を作り出すのは簡便かつ有効な手段です。

 しかしながら、外敵を作り出すと、組織間の協力を限定してしまいます。少なくとも外敵扱いされた組織には、後々に至るまで協力を望めなくなります。

 

 つまり、組織が後々まで存続する前提ならば、外敵を作らず、他の方法で内部の結束を高めると、必要なときに他の組織との協力が望めるため、疲れにくくなります。

 

従って「内部の結束を高めるために外敵を作るのを止めると疲れにくくなる」となります。

 

次回(6/28)は、「他者の説を否定しても自説の補強にはならないと気付くと疲れにくくなる」です。

 

以上