『対話可能な相手』の過去を責めるのを止めると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

『対話可能な相手』の過去を責めるのを止めると疲れにくくなる」です。

 過去が変えられないのは自明です。

 

 従って、『相手の過去を責める』という行動は、相手が罪悪感を感じる場合、相手は反撃不可能となるため、最強の攻撃手段の一つとなりえます。

 つまり相手を支配したい、あるいは存在を滅ぼしたいと考える場合、相手の過去を責めるのが最適です。

 ただし、どんな相手でも、支配あるいは存在を滅ぼそうと試みると、最終的には防衛に資源を割り振る必要が生じるため、疲れやすくなります。

 

 対話可能な相手に対し協力を求める場合に、相手の過去を責めると、対等な協力体制をとれなくなります。逆にいえば、お互いに相手の過去を責めないよう務めると、対話可能な相手とならば、対等な協力体制がとれる、となります。

 

 対等な協力体制がとれれば、信頼関係が醸成され、「信頼の貯金」が行われるようになります。そして、協力すると、物理的、金銭的な損得がマイナスになる場合でも、「信頼の貯金」から不足分の対価が支払われ、協力が継続される可能性が生じます。そうなれば、同じ目的に対し、安定して協力しあえるため、ひとりひとりの出力に余裕が生まれるため、疲れにくくなります。

 

従って「『対話可能な相手』の過去を責めるのを止めると疲れにくくなる」となります。

 

次回(8/13)は、「良く知らない事象に言及する際は良く調べてから改めて言及すると疲れにくくなる」です。

 

以上