良く知らない事象に言及する際は良く調べてから改めて言及すると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

良く知らない事象に言及する際は良く調べてから改めて言及すると疲れにくくなる」です。

 人は自分の価値を下げないために「良く知らない事象」についても手持ちの知識で言及する場合があります。このとき、知識が不足しているゆえに誤った情報を語り、かつ、その場が『記録が残る』『公の場』だとすると、「その道の専門家」によって正確な情報が示され、自分の提示した誤った情報が否定されます。そうなれば、反論もできず、ただ傷つくため疲れます(反論は、結局手詰まりになり、傷口が大きくなりますから、無益です)。

 

 良く知らない事象に対しては、まず『言及しない』と決めると疲れにくくなります。

 どうしても言及したい場合は、改めて良く調べ、十分に多量の、そして十分に高い精度の知識を蓄えてから言及すると、専門家からは少なくとも、単純な事実の否定はされなくなります。そして「確定した事実に対するお互いの解釈」をすり合わせるレベルでの建設的な議論を行えるようになります。建設的な議論ができれば、疲れにくくなります。

 

従って「良く知らない事象に言及する際は良く調べてから改めて言及すると疲れにくくなる」となります。

 

次回(8/14)は、「原因と責任を切り分けると疲れにくくなる」です。

 

以上