害を生じる行動は正論でも受け容れられないと気づくと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

害を生じる行動は正論でも受け容れられないと気づくと疲れにくくなる」です。

 人は「正確さ」よりも自らの「安心と安全」を求めます。

 そのため、自らに害を生じる(と推測される)行動は、例えどんな正論であっても受け入れない場合があります。例としては大規模公共工事に反対する住民運動などです。

 

 正論に対し反発が生じる可能性に気づかず、「公共の利益になる計画です。ゆえに正しいのです。ですから、貴方に不利益があったとしても従ってください」と自らの正しさを妄信し、物事を推し進めると、相手に受け入れられず、反撃を喰らいます。反撃に備えていなければ、備えていた場合に比べて大きく傷つき、疲れやすくなります。

 

 あらかじめ「この正論は受け容れられないだろうな」と推測し、来るであろう反撃に備えたうえで正論を押し通すと、傷口は浅くなり、疲れにくくなります。

 ただ、正論で押し通すよりも、お互いの利益調整を成功させられれば、そのほうが疲れにくい結果となります。

 

従って「害を生じる行動は正論でも受け容れられないと気づくと疲れにくくなる」となります。

 

次回(8/21)は、「自らの衰えを受け容れられると疲れにくくなる」です。

 

以上