主張に対する賛成・反対の多寡は正当性に関与しないと気づくと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

主張に対する賛成・反対の多寡は正当性に関与しないと気づくと疲れにくくなる」です。

 人は特定の主張に対し、各々の価値観に従って賛成、あるいは反対を表明します。

 つまり、主張に対する賛成・反対の多寡は、どのような価値観を持つ人が多いか、あるいは少ないかという状況によって変化します。そのため、賛成・反対者の多寡は主張の正当性を担保できません。


 であるのに「賛成者が多いからこの主張は正当である」とし、それだけを根拠に主張をそのまま実行すると、思い通りにいく可能性は低くなるため、疲れやすくなります。


 主張の正当性はあくまで「前提」「周辺状況」「目的」そして必要ならば「実験結果」から論理的に導けます。導いた結果は主張の不当性を示すかもしれませんが、それはそれで新たな主張の元ネタです。


 十分に多いパターンの想定を行ったうえで、論理的に主張の正当性を確かめ、主張を実行すれば、現実でも思い通りに進む可能性が高くなるため、疲れにくくなります。


従って「主張に対する賛成・反対の多寡は正当性に関与しないと気づくと疲れにくくなる」となります。

 

次回(8/26)は、「『手が届かない範囲の責任は持たない』と決めると疲れにくくなる」です。

 

以上