『手が届かない範囲の責任は持たない』と決めると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

『手が届かない範囲の責任は持たない』と決めると疲れにくくなる」です。

 人は「手」、つまり「そのときの能力」が届く範囲で行動すれば、望む結果を得られる可能性が高くなります。ただし、周辺状況にもよるので、確実とは言えません。

 

 ですが、手が届かない範囲で行動すれば、その結果は周辺状況にのみ依存するため、望む結果が得られるかは完全に博打になります。

 

 ゆえに「手が届かない範囲」では、望む結果が得られない状況も多々生じますから、「手が届かない範囲の責任も持つ」と決めていると、望む結果が得られない責任を負う場合が多く生じるため、疲れやすくなります。

 逆に「手が届く範囲でのみ責任を持つ」と決めれば、「手が届かない範囲で責任を持つ」とした場合に比べ、望む結果が得られない責任を負う場合は少なくなるため、疲れにくくなります。

 

従って「『手が届かない範囲の責任は持たない』と決めると疲れにくくなる」となります。

 

次回(8/27)は、「自分が納得できないのは自分の責任であり、相手に責任は無いと気づくと疲れにくくなる」です。

 

○「手が届く範囲」について

 

   「手」つまり「そのときの能力」が変わらないでいると「行動可能範囲」も変わりません。

   そのため、時間の経過とともに「行動可能範囲」から得られる「資源」が不足し手詰まりに

  なる可能性が高くなります。

   ですので、常に、『「手が届く範囲」を広げる訓練』が必要になります。

 

以上