こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。
本日の「疲れにくくなる暮らし方」は
「努力次第で変わる結末と変わらない結末があると気づくと疲れにくくなる」です。
人の力に限りがあるのは自明です。
そのため、努力次第で結末を変えられる状況があれば、変えられない状況があるのも自明です。
その自明な命題を無視し「やれば必ずできる」と扇動したり、その扇動に乗っかると、望んだ結末に至れず、また至れない理由を自分以外に求めるようになり、真なる原因を特定できず、不毛な諍いを起こすようになります。
不毛な諍いを起こせば、気力体力を消耗し続けますから疲れやすくなります。
『努力次第で~』という命題に気づき、かつ『今の』自分の限界を把握(※)していれば、任意の状況に対し、常に適切な対処法(努力でなんとかなるなら努力し、なんともできないなら状況に身を任せる)を選択できるようになるため、疲れにくくなります。
(※) 『自分の限界』は常に変動しています。
適切に訓練すれば上昇しますし、さぼっていれば下降します。
従って「努力次第で変わる結末と変わらない結末があると気づくと疲れにくくなる」となります。
次回(10/24)は、「穏やかな口調で会話すると疲れにくくなる」です。
以上
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