毒になるかならないかは量次第だと知ると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

毒になるかならないかは量次第だと知ると疲れにくくなる」です。

 人が摂取できる物は、すべて量次第で毒になります。

 逆に量が足りなければ毒になりません。

 また、その人が置かれた環境によって毒となる量は変化します。


 水を例に挙げます。

 日本の春の気候で、一日に20リットルも飲めばまず間違いなく水中毒になります。

 ですが、サハラ砂漠などの気候ならどうでしょう。ひどく汗をかく(一時間に1リットル以上)ため、

塩や糖分と一緒に適宜水分を補給しないとひからびます。その場合でしたら一日に合計で20リットルの

補給すら必須になるでしょう。

 食品添加物なども、毒になるかならないかは摂取量次第です。(厚生労働省 食品添加物のページ)


 量次第で毒になるのだと知らず、「毒はどんなに微量でも毒なんだ」と思い込むと、既に安全な値が確認された食物などに関しても不必要に遠ざけてしまい、必要な栄養を摂れなくなる状況が生じます。

 逆に「良いものはどれだけ摂っても良いんだ」と思い込むと、今度は過剰に摂り過ぎてからだを壊す状況が生じます。いずれの場合も、からだを壊せば疲れやすくなります。


 毒になるかならないかは量次第だと知れば、自分の経験と、周囲の状況と、公式のデータを照らし合わせ、適当な摂取量の範囲を導けます。適当な範囲が導ければ、不必要に遠ざけず、また過剰に摂る状況も避けられるため、疲れにくくなります。


従って「毒になるかならないかは量次第だと知ると疲れにくくなる」となります。

 

次回は、11/3(火)になります。

タイトルは「届かせたい対象に、からだごと近づくと疲れにくくなる」です。

 

以上