『自分は一番物知りである』と思うのを止めると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「『自分は一番物知りである』と思うのを止めると疲れにくくなる」です。

 人は「自分は一番物知りである」と考える場合があります。

 その考えは「自分の価値を確認し、幸せになる」目的を満たす手段の一つである「他人に対し自分を上位に置く」行動によって導かれます。

 

 「一番」であるから「他人に教えてやろう」、「他人は一番の物知りである私を敬うべき」といった「他人」に対し「自分」を上位に置こうと行動を試みると、以下の流れで争いが生じ、疲れやすくなります。

 

 1) 人は、信頼関係が無い他人が、自分の上位を取りにくる行動を危険と考えます。

 2) 最初は危険を回避しようとしますが、それもかなわない場合、反撃にでます。

 3) 反撃は反撃を呼び、結果、争いになります。

 

 一番の物知りであると考えても自己満足したり、また、自分は「ある分野では一番の物知りかもしれないが、他の分野では知らない知識を他人はたくさん知っている」と意識できれば、他人と争う可能性が低くなるため、疲れにくくなります。

 

従って「『自分は一番物知りである』と思うのを止めると疲れにくくなる」となります。

 

次回(10/27)は、「毒になるかならないかは量次第だと知ると疲れにくくなる」です。

 

以上