『健康になる』のは『安心して生きる』ための手段の一つでしかないと気づくと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

『健康になる』のは『安心して生きる』ための手段の一つでしかないと気づくと疲れにくくなる」です。

 人は生物の本能として安心と安全を求めます。

 また、人は『健康』という言葉に安心と安全を感じます。

 そのため、人は『健康』になろうとします。

 ですが、『健康になろうとする』行為の中には、危険をもたらす行為もあります。

 それは『これさえ食べれば大丈夫』というようなフードファディズムもありますし、

 『この運動で元気になる』として過剰に運動しすぎたりといった『行き過ぎた健康追及』の場合もあります。

 こういった『実際には危険をもたらす健康追及行為』がなくならない理由はいくつか考えられますが、

いずれも不安を安心に変えたいという本能的欲求から生じているため、強力です。

 ただ、危険をもたらす健康追及行為が続けば思いに反して健康を損ねるのは自明です。健康を損ねれば疲れやすくなります。


 ですので、『健康を追及する』のは『安心して生きる』ための手段の一つでしかないと気付き、『今安心して生きているならば、これ以上健康を追及しなくても良いんだ』と考えられるようになると、疲れにくくなります。


従って「『健康になる』のは『安心して生きる』ための手段の一つでしかないと気づくと疲れにくくなる」となります。

 

次回(11/18)は、「『自分で真実を見つける行為』の利点と欠点を知ると疲れにくくなる」です。

 

以上