『自分で真実を見つける行為』の利点と欠点を知ると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

『自分で真実を見つける行為』の利点と欠点を知ると疲れにくくなる」です。

 人は誰かに言われて覚えた知識と、自分で試行錯誤して『発見』した知識では後者を強く認識します。

 特にその知識に納得した場合は『この世の真実』として強固に認識し、一生忘れなくなります。

 この『自分で試行錯誤して知識を発見し真実と認識する』行為を『自分で真実を見つける行為』と呼ぶことにします。


 この『自分で真実を見つける行為』には表裏一体の利点と欠点があります。

 利点は『忘れなくなる』ことです。そのため、有用な知識を覚えこむのに有効です。

 欠点は『固く捉われる』ことです。そのため、あとから誤りである、あるいは、それまで気付かなかった要素があり、それが変わると結果も変わる状況があった場合に、見つけた『真実』を最新の知見に合わせて更新せず、その『真実』を用いる行動に失敗する可能性が高くなります。


 こういった利点と欠点を把握したうえで、この行為を用いれば、利点を生かし、また欠点を補って真実を適切に更新し続けられるため、『真実』を用いる行動に成功する可能性が高くなり、疲れにくくなります。


従って「『自分で真実を見つける行為』の利点と欠点を知ると疲れにくくなる」となります。

 

次回(11/19)は、「『自分で見つけた真実』を懐疑できると疲れにくくなる」です。

 

以上