『保留』と『破棄』を区別して実践すると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「『保留』と『破棄』を区別して実践すると疲れにくくなる」です。

 人は時折、解決が困難な課題を「保留」したまま忘れ去り、事実上「破棄」する場合があります。

 そうなると、破棄から時間がたったのち、より影響が大きくなって課題が表面化する場合があります。


 逆に、破棄しても全く問題ない課題を「なんか後で影響うけそうだし」といった不透明な推測で「保留」のままにする場合もあります。この場合、その課題を含む案件を引き継いだ人が、「なぜこの課題が保留されているのか?」が分からず、再調査に不要な手間を取られます。


 どちらも決断すべきときに決断しなかったため、時間経過で処理コストが増大する形です。


 そのため、「保留」したならば必ず決断時期を明記し、かつ保留解除に必要な条件(保留決定時点では不明な値です)を可能な限り速やかに調査する必要があります。そうすれば決断時期に確実に決断できるため、後々問題が表面化する可能性が少なくなるため、疲れにくくなります。

 また「破棄」も「その時点で不要だと判断」したならば他への応用は考えず完全破棄すると、後々再調査・再判断するコストが不要になるため、疲れにくくなります。


従って「『保留』と『破棄』を区別して実践すると疲れにくくなる」となります。

 

次回(12/01)は、「感情は『人』がその時々の目的に合わせて作り出していると知ると疲れにくくなる」です。

 

以上