『習慣の力』を意識的に用いられると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「『習慣の力』を意識的に用いられると疲れにくくなる」です。

 人は任意の行動を意識して行うときと無意識に行う場合があります。

 そして何らかの目的を為すため、意識して行う行動を「努力」と呼びます。

 また、何らかの目的を為すため、意識せず行う行動を「習慣」と呼びます。

 

 「努力」は意識して行うため、動機づけが一回一回必要になり、その分疲れます。

 「習慣」は最初は「努力」から始まります。ですが「努力」自体が自身への報奨となった場合、および「努力」の結果が不断に表れ続ける場合の2パターンに限り、動機づけが不要になります。すると心身の制御が意識から無意識に移り、「努力」から「習慣」へと変化します。

 

 「習慣」は無意識ですから特に動機づけは要りません。かつ、意識的に止めない限り自動で続けられるため、望ましい成果が得られているのであればそのまま続けると疲れにくくなります。

 従って「努力」から「習慣」へ意識的に分岐させ、『習慣の力』を利用できるようになると疲れにくくなると言えます。

 また「当時としては望ましかったが、今となっては望ましくない成果」を為す「習慣」も存在しえます。その場合は、やはり意識して停めると不要な資源消費が減るため疲れにくくなります。

 

従って「『習慣の力』を意識的に用いられると疲れにくくなる」となります。

 

次回(12/07)は、「『望ましい自分』を実現する現実的手段を考えると疲れにくくなる」です。

 

以上