『望ましい自分』を実現する現実的手段を考えると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

『望ましい自分』を実現する現実的手段を考えると疲れにくくなる」です。

 人は意識的に、あるいは無意識のうちに「望ましい自分」を規定しています。

 そして「望ましい自分」と「今の自分」を比較し、劣等感を覚えます。そしてその劣等感をバネとして「今の自分」を「望ましい自分」に近づけようと努力します。

 

 この「望ましい自分に近づけよう」と努力するとき、楽天的に棚ボタを狙ったり、あるいは逆に自罰的に心身を追い込むと「望ましい自分」から遠ざかります。つまり思い通りになりません。思い通りにならないと人はストレスを感じ疲れやすくなります。

 前者は宝くじ(私なら当たるはず!)やテストでの鉛筆ころがしなどであったり、後者は実力からかけ離れた高いセルフイメージが根本にある無茶な計画(一日3時間しか寝ないで勉強!私ならできる!!)であったりです。

 

 ではどうするか。それは「望ましい自分に近づけよう」と努力するとき、そのときの資源(使える資金、時間)や「今の自分」の実力を鑑み、無理のない現実的な手段を考え、それに見合った直近の目標地点を置くことです。そしてその考えを実施すると、思い通りになる可能性が高くなるため、疲れにくくなります。

 

従って「『望ましい自分』を実現する現実的手段を考えると疲れにくくなる」となります。

 

次回(12/08)は、「『弱さ』を武器に他者を攻撃するのを止めると疲れにくくなる」です。

 

以上