『弱さ』を武器に他者を攻撃するのを止めると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

『弱さ』を武器に他者を攻撃するのを止めると疲れにくくなる」です。

 人は自分が「弱い」と知っているとき、他者に助けを求めます。


 その「助けを求める」際、『弱さ』を武器に他者を攻撃するパターンがあります。

 どう攻撃するかというと、「私は弱い、だからお前は私を助けて当然」とするもので、助けない人がいた場合「弱い私を助けないお前は人でなしだ」と攻撃し、助けた人には「弱い私を助けさせてやったぞ、感謝しろ」と攻撃します。その表の目的は「自分を助けてもらいたい」で違いないのですが、裏の目的に「私は助けさせてやってるだけで、私のほうが本来立場は上だ」という、自己地位保存の欲求があります。


 それで、『弱さ』で他者を攻撃してどうなるかというと、反撃を受けます。罪悪感を相手に持たせられた場合は反撃されるまでの攻撃量の閾値が増えますが、その分大きい反撃になるため、あまり有効な手ではありません。反撃を受ければ争いとなり、お互い傷つき、回復しなくてはならなくなって疲れやすくなります。


 弱っているときの自分の『弱さ』をそのまま認めたうえで、何の駆け引きもせず、ただ他者に助けを求めると争いは起きにくくなるため、疲れにくくなります。(最初の一人が助けてくれなかったらまた別の人に助けを求めるのを繰り返す必要があります。それでもだめならあきらめます。)


従って「『弱さ』を武器に他者を攻撃するのを止めると疲れにくくなる」となります。

 

次回(12/09)は、「陰主陽従~日常を太極と捉え、休息と仕事のバランスをとると疲れにくくなる」です。

 

以上

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コメント: 1
  • #1

    Michell Digirolamo (金曜日, 03 2月 2017 17:52)


    Outstanding post but I was wanting to know if you could write a litte more on this topic? I'd be very grateful if you could elaborate a little bit more. Thank you!