陰主陽従~仕事を太極と捉え、失敗と成功を均等に意識できると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

陰主陽従~仕事を太極と捉え、失敗と成功を均等に意識できると疲れにくくなる」です。

 陰主陽従の解説はこちらをご覧ください


 当記事では仕事を太極と捉えます。

 仕事を太極と捉えた場合、第三者から見えやすいのは「成功」で、見えにくいのは「失敗」です。

 未経験の仕事を初めて行って成功する可能性は低いのは明らかです。ゆえに、「成功」の土台として数多くの「失敗」が存在するのも肯定できます。また「成功」しなければその仕事は評価されないため、陰主陽従の関係が「仕事」「失敗」「成功」には存在しています。


 ここで、失敗だけに注目すると自尊感情が必要以上に損耗し、自傷するため、回復しづらくなり、疲れやすくなります。

 また成功だけに注目しても今度は自尊感情が必要以上に肥大し、次に失敗した際に大きく傷つくと予想され、やはり疲れやすくなります。

 上記のとおり、どちらかだけに注目しても仕事を完遂する障害となりえます。


 そのため、失敗にも成功のどちらにも注目し、あるいはどちらにも頓着せず、両者をバランスよく意識すると、仕事を完遂するまでの障害が生じにくくなるため、疲れにくくなります。


従って「陰主陽従~仕事を太極と捉え、失敗と成功を均等に意識できると疲れにくくなる」となります。

 

次回(12/12)は、「ため息をつかざるを得ない状況に居ることが幸せを逃がしていると気付くと疲れにくくなる」です。

 

以上