陰主陽従~休息を太極と捉え、静的休息と動的休息を均等に意識できると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

「陰主陽従~休息を太極と捉え、静的休息と動的休息を均等に意識できると疲れにくくなる」です。

 陰主陽従の解説はこちらをご覧ください

 

 人は活動しっぱなしではいつか力尽きます。

 そのため休息し、力を回復する機会を持たなくてはなりません。

 その休息を太極と捉えたとき、何もせず安らぐ静的休息は陰で、通常の活動とは別に”休むために活動する”動的休息が陽に当たります。

 

 休息の本義である「力の回復」という意味からすれば、何もしない静的休息が基本です。

 ですが人は「何もしないでい続ける」と逆に疲れる、という性質も持ちます。

 ゆえに、適度に体を動かす動的休息も必要となります。

 そういう意味で静的休息と動的休息の関係性には、陰主陽従が成立しています。

 

 言い換えれば、ただ何もせずぼーっと過ごす時間を確保したうえで、適当に外出して、普段の仕事で疲れるのとは別な疲れ方を実行すると、陰陽のバランスがとれ、力が回復しやすくなり、疲れにくくなるといえます。

 

従って「陰主陽従~休息を太極と捉え、静的休息と動的休息を均等に意識できると疲れにくくなる」となります。

 

次回(12/16)は、「体の疲れ具合は毎日違うと気づくと疲れにくくなる」です。

 

以上