自然は公平を担保しない。だから社会が公平を担保しようと努めると気づくと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

自然は公平を担保しない。だから社会が公平を担保しようと努めると気づくと疲れにくくなる」です。

 前提:

  当記事での公平は、機会付与の公平、評価基準の公平、結果を平準化する公平を

  いうものとします。

 

 自然は一定の法則群にしたがい動きます。

 その法則群は、自然を構成する各個体に対し、他の個体との公平を担保しません。

 ただ、自然は一つだけ公平を担保しています。

 それは『法則群が適用される個体を選別しない』という公平です。

 

 社会も一定の法則群に従い動きます。

 社会を構成する各個体に対し、ある程度の公平が維持されない場合、総合能力が他と比較して弱い個体から一定割合でつぶれていく事象が生じます。一定割合でつぶれるのが続けば社会を維持するために必要な個体数を割り込み、最終的にはその社会が終わります。そうならないために社会は総体として公平を担保しようと努めます。自然が公平を担保しているのであれば、社会が公平を担保する必要はありません。

 

 このことに気づけば、社会性生物である人間は、自然に任せず、自ら公平を保つように努めると最も自分に対し利があると気づけます。自分に利がある行動をとれれば、疲れにくくなります。

 

従って「自然は公平を担保しない。だから社会が公平を担保しようと努めると気づくと疲れにくくなる」となります。

 

次回(12/20)は、「歩くのは健康に有益だが歩きすぎは健康を害すと気づくと疲れにくくなる」です。

 

以上