自分の好みの事物にのみ反応し、好みでない事物に反応しないと疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

自分の好みの事物にのみ反応し、好みでない事物に反応しないと疲れにくくなる」です。

 人は何らかの事物に出会ったとき、その人の価値観に沿った反応行動を起こします。

 その反応行動を起こす際

 ・「好み」の事物にのみ反応する

 ・「好みでない」事物に反応しない

 という原則を守ると、以下の仕組みで疲れにくくなります。

 

 まず、前者「好み」の事物にのみ反応する、とした場合、同じ好みの仲間を得られる可能性が高くなります。また仲間となった他者が「これもあなたの好みだろう」と類推し、あなたに新たな事物を紹介してくれる可能性も高くなります。すると、「好み」の事物に、少ない労力でたくさん出会う機会が得られやすくなります。「好み」の事物との出会いは気力体力を回復しますから、疲れにくくなります。

 

 後者「好みでない」事物に反応しない、とした場合、敵を増やす可能性を低くできます。

 なぜなら「好みでない」事物への反応は、おしなべて否定的にならざるを得ないからです。

 あなたがある事物を「好みでない」としても、それを「好み」とする他人は必ず存在します。

 そして誰しも自分の「好み」の事物を否定されれば不快を感じ、否定した相手に対して敵対します。

 ならば「否定」するでなしに「反応自体しない」とすれば、敵を増やす機会が少なくなります。

 敵が増えなければその対処が不要になる分、疲れにくくなります。

 

 また、「好みでない」事物に反応しない場合、元からあなたに敵対している人物(以下、敵)に対しあなたの「好みでない」事物の情報を与えないことになります。

 すると、敵が『あなたへの嫌がらせ』としてあなたの「好みでない」事物を、あなたの目の前に持ってくる可能性を減らせますから、その意味でも疲れにくくなります。

 

従って「自分の好みの事物にのみ反応し、好みでない事物に反応しないと疲れにくくなる」となります。

 

次回(12/29)は、「自分へのインプットに確かな根拠がある情報を選び、かつインプット自体の総量を増やすと疲れにくくなる」です。

 

以上