『努力不足』という言葉を使うのを止めると疲れにくくなる

こんにちは。平穏堂院長の田上俊和です。

本日の「疲れにくくなる暮らし方」は

『努力不足』という言葉を使うのを止めると疲れにくくなる」です。

 人は目的を為すために努力する場合があります。

 そして目的を為せなかった場合の理由に『努力不足』という言葉を使う場合があります。

 この『努力不足』という言葉を使うのを止めると、以下に示す論理で疲れにくくなります。

 

 前提1:人は目的を成す際に自らの限界まで力を振り絞る。

 前提2:目的を成すのに必要なエネルギーは一定の大きさを持つ。

     そのエネルギーの大きさは目的そのものに拠り、それを成そうとする人には拠らない。

 

 前提1と2から、人が限界まで力を振り絞っても、目的を成すための必要値に力が足りない場合は有りえます。その場合『努力不足』は原因たりえません。

 原因たりえない要素を、原因として誤認したまま再挑戦しても同じ結末(目的を成せない)を迎えるだけですから、疲れやすくなります。

 

 目的を成すための必要値に自分一人では力がどうしても足りないと判明した場合、以下に示す2つの手法が有効と考えられます。(目的を成すために必要なエネルギーの総量は変化しないのを前提とします)

 

 1.『急がば廻る』

     目的を複数に分割することで、最終的に目的を成すために必要なエネルギーも分割し、

     瞬間的に必要な力が少なくて済む長期計画を立案し、実施する。

 2.『仲間を募って協力する』

     必要なエネルギーを確保するために同じ目的の仲間を集め協力する

 

従って「『努力不足』という言葉を使うのを止めると疲れにくくなる」となります。

 

次回(01/02)は、「『よくあること』という属性はその事象の正当性を担保しないと気づくと疲れにくくなる」です。

 

以上