1.当項目の趣旨

当項目では、日々を心穏やかにくらすための一案を記述していきます。

気が向けば読んでいただき、更に興味がわけば試してみる程度の気持ちで読み進めてください。

試した際、あなたにとって不都合な結果が生じた場合は即時お止めください。

また、記述に間違いがあった場合などはご指摘いただければ幸甚です。

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2.概要

ヒトは常に生きる力を生み出しつづけ、生み出した力を使って生命活動を続けています。

ゆえに、『生きる力』の『生み出されている量』と『生命活動で消耗する量』が拮抗していれば、

こころを悩ます症状が生じる余地は無く、日々をこころ穏やかに暮らせるといえます。

3.養生と消耗

ここで、当項目では、生きる力を生成する過程を「養生」、生命活動で消耗する過程を「消耗」と定義します。

養生を構成する要素は、適度な呼吸、適度な食事、適度な休息、適度な運動です。

消耗を構成する要素は、生理的消耗、非生理的消耗(外傷由来、人間関係の圧力由来、過度な休息、過度な運動、暴飲暴食、環境変化への適応など)に分類できます。

4.適度の目安

『現時点』の『あなた』が以下条件を満たすのが『適度』の目安です。

他のヒトや、『過去のあなた』がどうであろうが無関係です。

 

ただし、標準治療のガイドラインなど、確実で再現性があり、検証を繰り返された根拠がある場合は、

以下の目安は無視してください。

 

(1) 『適度な運動』

 

   ・最小値『現時点』の『あなた』が軽く息が上がる程度

   ・最大値『現時点』の『あなた』が一晩十分に休息した状態で次の日に影響しない程度

 

   過度な運動は体を壊し、閾値を超えない運動は目的を達成できません。

 

(2) 『適度な休息』

 

   ・最小値『現時点』の『あなた』が意図して任意の部位を脱力できる程度

   ・最大値『現時点』の『あなた』が自由に全身に力を入れたり抜いたりできる程度

 

   脱力できれば生理的消耗のみで済みます。

   脱力できない場合、非生理的消耗が進行しているため、休息の効率が落ちます。

   過度な休息をとると、からだの機能低下を生じます。

 

(以下 記述継続予定)